「オウム真理教事件」は事件の真相を追究すべきであって、死刑執行はすべきではない」
と主張した。
が、やはり、というか案の定というか、安倍政権は7月6日に死刑囚13人のうち、最も真相を知ると思われる麻原教祖ほか6人の計7人の死刑を同日に執行した。
←ロングドロップ方式ね(イギリス植民地仕様)
文明国とは思えない蛮行、残虐行為と言っていい。
残りの6人の執行も近日中に行われる可能性が高いが、こちらの執行は『7月6日に真相に「蓋(ふた)」をした』
ことに続いて、さらに国民に「恐怖感」を与える目的もあるだろう。
当然、わたし以外にも、この国の良心的な部分から、「処刑よりも真相の解明を」という声があがった。
これに対して、この事件の裁判をずっと傍聴しているという女性評論家の人が
「真相は裁判ですべて明らかになっている」と発言、ネトウヨや安倍政権筋のネトサポがそれを根拠に、「被害者」の事なども持ち出して「真相の解明」を求める人たちを攻撃している。
しかし誰よりも、その「被害者」や亡くなった「犠牲者」の遺族たちが「真相の究明」を求めているのだ。
わたしも、この事件が「裁判」ですべて明らかになったとはとても思えない。
何より、「サリン?」(何らかの致死性毒ガス)事件がおかしい。
「製造」もたいへんだが、「毒ガス」ほど扱いが難しい「兵器」はないだろう。
「国」レベルの兵器の専門家が使用しても「味方」が被害を受ける可能性のあるのが「毒ガス」だ。
「製造」の段階でも「使用時」でも、自分たちに影響が及ぶ可能性が非常に高い。
正直、「あの程度」のオウム真理教にそこまでやれる技術があったとは思えない。
第一、オウムの施設から「致死性」の最高度に危険な毒ガスに対応する「ガスマスク」や「防護服」がどれくらい?出てきたか?
わたしは見ていない。
もし出ていたとしても、そこらへんにあるような「市販」のちゃちなものでは「サリン」級の致死性(即死系?)毒ガスは防げないだろう。
それを「製造時に」「何度も」「実験した」というのだから。
それでいて、オウム側にほとんど「被害」が出ていない???
松本「サリン」事件では「車」から毒ガスが散布されているが、「自分たちには被害の出ない」「毒ガス散布車」なんて! ???
最高度の「兵器」じゃないか???
それこそ、国レベルの軍事兵器専門家であってはじめて製作、使用できるものだろう。
とても「素人集団」のオウムなんかの手におえるものではないと思う。
また、「地下鉄車内」での「ビニール袋」に入った「サリン?」を傘の先でツツクにいたっては・・・(呆)
毒ガス使用にあたっては、当然考慮すべき「風向き」も関係なければ、彼ら「実行犯」たちは「ガスマスク」も「防護服」も着用してはいなかったのだ!
それでいて、「実行犯」たちからはひとりの「犠牲者」どころか、「治療」を要する者も出てはいない。
これ、マレーシアであったキムジョンウンさんのお兄さんのキムジョンナム(といわれている人)を「暗殺」した「実行犯」とされるふたりの若い女性の件に似ていないだろうか?
あれも、「毒ガスをしみ込ませたハンカチ?」を「冗談で」キムジョンナム(とされている人)の口に当てて「殺した」ということになっているけど、・・・「毒ガスをしみ込ませたハンカチ(布)」???
それを手袋もせず、ガスマスクもつけずに「使用」して、彼女たちは「全く」無事だった???
人間は「肌」でも呼吸しているわけでね・・・あと、手がかぶれる、とか(さえ)「何にも」なかった???
うまり、わたしがここで言いたいのは、オウム真理教の実行犯たちは、このマレーシアにおけるキムジョンナム氏(とされている人)を「暗殺」した???女性たちと同じようなものではなかったか?ということなのだ。
もちろん「故意」という点ではオウム真理教の実行犯たちのほうが悪質であった可能性が高い。
だからこそ、彼ら、オウム真理教のメンバーはすべての「罪」を認め、謝罪した(裁判で)???
しかし、ここでも疑問が残るが・・・(よく考えてみよう)
ともあれ、この「致死性毒ガス(サリン?)」の「製造」に関わったとされる「死刑囚」(二人?)がこの処刑された7人に含まれていたことは象徴的ではないだろうか?(事件もみ消しのための、闇から闇へのための処刑)
とにかく、「真相」「事情」を知っている可能性の高い人を「選んで」、真っ先に「処刑」しているのだ。
しかも、西日本を襲い50人(現在のところ)もの死者を出した、大雨の最中に。
(この雨を「気象操作」だという人がいる。日本上空には「気象改変装置」ではないかといわれている、国籍不明の巨大な静止衛星が浮かんでいるのだそうだ(高層電離層のかく乱システム+ハープ?)
・・・「天災でそれくらいの死者はすぐに出るではないか、オウムの7人くらいが何だ?」というマインドコントロール?)
わたしは、地下鉄の毒ガスは「ビニール袋」などではなく、もっと高度なシステムで散布されたと考えている。(もちろん、わたしなどが窺い知れることのないような高度な「軍事技術」だろう)
ともあれ、オウム真理教の行為が愚かであったことは間違いないだろう。宗教の陥穽というか・・・。自らの知識、知性、能力の絶対視というか過信もあったのではないか、と思う。そこに「魔」が入り込んだ。。
(陰謀論に詳しかったはずのオウム真理教が「選挙」で「惨敗」した(選挙詐欺?)件などもそうだろう。)
それにしても、それまでキワモノくらいにしか思っていなかったオウム真理教にこんなに考えさせられるとは思ってもみなかった。
それもこれも「この国」がおかしくなっているからか?
それにしても、7人同日処刑の異常。
あとの6人を処刑すれば、13人で、明治末期の大逆事件(幸徳事件)の12人をひとり上回る。
あのときは国民に「恐怖心」を植え付けるということでは「大成功」し、広がり始めていた社会主義、民主主義運動はほぼ壊滅した。
「夢よもう一度」か?長州閥官僚政権(有司専制)
それにしても、安倍政権(上川法務相)の「平成におきたことは平成でカタをつける」?というような言い草にも驚いた。
半ば天皇に責任をなすり付けるような「考え方」ではないか?
正直言って、その言い草を聞いたとき、一瞬、「天皇制」に対する嫌悪感が胸に湧き上がってきたよ。
民主主義も憲法もない。ナンなんだこの国は?って。
まあ、安倍政権らしいといえば「らしい」のだろう。
彼らにとってほんとうの「天皇」はCIA(あるいはその裏?)?
とにかく、日本人民のことなど、毛ほども思っていないということは、(再度再度だが)よくわかったよ。
日本人なんていくら殺しても平気な人たちなんだな。
それにしても、あの法相の顔が、どうしても人間の顔に見えなくなってしまっているのには困惑している。
ぶっちゃけ、「蛇」(ヘビ)にしか見えないのだ。
いや、これマジな話し。ヘビなんだよ、蛇。。
さっき、7月5日(大雨が襲来の最中で、7人処刑の前日)の夜に
自民党議員が集まった「宴会」で安倍首相や上川法相がビールや酒、料理皿を前に、親指を立てて「イエーイ」して「笑顔」、
の集合写真を片山さつき(財務省出身自民党議員)議員のツイッターで見たが、このとき、首相と法相は明日の「処刑」を知っていたんだよなァ。
この写真に写っている自民党の方々も・・・失礼だが・・・人間の顔には見えないんだよなあ・・・
・・・・・・・こんな国に住んでいたのか、とあらためて絶望感とむなしさに襲われている。
まだまだ「疑問点」や「謎」は山ほどあるが、いまは、この事件での「犠牲者」の方々の冥福を祈ろう(冤罪で死刑になった人がいれば、その人たちも)。そして異常気象で犠牲になった人々・・・
ご冥福を