都会での散歩は夜がいい

ということで、夜散歩。

 

19時出発。 コースは、隣の区にある某図書館までで、片道約30分。

20:00まで開館しているその図書館で新聞各紙に目を通して、閉館したら、別のルートを辿って帰ってくる、というもの。

 

手には100円ショップで買った150円の杖。

よくできていて、ふつうの杖と変わらない。「知っている人」はともかく、言わなければ誰もそれほどの安物とは思わないだろう。

f:id:hibi333zakkan:20180413004014j:plain近くの公園の八重桜を見上げながら出発。

空は晴れているし、気温も散歩をするのには最適。

 

途中で3人ほどのランニングをする人とすれ違ったり、追いこされたり。最近は女性のランナー?もよく見る。

わたしも20歳代のころは時々走ったりしていた。

いちばんよく走ったのは、仕事で山梨県甲府にいたとき。

走ったあと、富士山のほうを向いて深呼吸すると、なんだか自分の気持ちまで雄大になるような気がしたものだ。

 

図書館に到着。閉館まで30分くらいなので、入館者はまばら。

 

新聞の記事は、 ・・・どうも「先行き不安」なものが多い。

 

シリアで政府軍が“毒ガス”を使ったらしい、ということで、英米仏がシリア政府軍を爆撃しようとしていて、トランプ大統領の決断待ちとか・・・

シリア政府は「自分たちがやったものではない」と主張。

うーん、

やったかどうか定かではないものを一方的に「やった」と断定して爆撃、というのは、これ、個人の問題に矮小化すると、

証拠も無く、相手が否定しているのに○○の悪さをしたのはおめーだろ、と言ってぶん殴るに等しい。

これはちょっとやばい

 

なんだかこのところ、世界も日本も「常識」が通用しなくなっている気がする。

 

図書館にあった雑誌には、北朝鮮と米国の核協議も、“見通し”は「真っ暗」だとか書いてあるし、気分は重くなるばかり。

 

閉館後、帰り道で見つけたこれは何だ!?

f:id:hibi333zakkan:20180413013248j:plainJRの線路と道路の間のフェンスの上に、なんだか鋭いものが取り付けられてズーッと続いている。

 

最初は、ビルの踊り場などによくある、ハトよけのゴム製のものだと思った。

しかし、近くに寄って触ってみると、違う!ガッチガチのスチール(鋼鉄)製、しかもハンパなく鋭い!

f:id:hibi333zakkan:20180413014018j:plainナニこれ?

こんなものが突き刺さったら、人間だってただでは済まないだろう?

 

JRの敷地に立っているフェンスだから、これを取り付けたのはJRなのだろうけど、うーん、・・・何のために?と考えたら、

・・・テロ防止のため?

わたしのアタマではそれくらいしか思い浮かばない。。。

しかし、殺伐とした光景だよなあ・・・。

 

夜散歩。歩くのは気持ちがいいが、世の中の空気が重く感じられて、気分爽快とまではいかない。

 

さて、あさっての「散歩」は「国会前」に行こうかな(笑)

少し前、朝日、毎日、東京各紙の「意見広告」に載っていた、

→『安倍政権は退陣を!あたりまえの政治を市民の手で。 0414国会前大行動

~4月14日(土)14:00~     』

 

いいよねえ、歩けて、声を出せて。料金もいらないし(笑)

他者と「連帯意識」が共有できるというのも素晴らしい。

それにあのあたりは木や植え込みがよく手入れされていて気持ちがいい。不便で坂道が多いけど、歩く相手として不足はない?叫ぶ対象としても不足はない(笑)

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わたしの声でさえ言霊になるのかも・・・

 

「日本に常識を取り戻せーーーー!」「安心と平和をーーーーー!」

叫んでこよう!

シュプレヒコールはみんなに合わせるわけだけど、まあそういう気持ちで)

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