きょう7/10の日記の補足

というか、書き足し。

 

今回の安倍政権 - 上川法相によるオウム真理教事件同日7人死刑執行について。

 

非常に計画的、謀略的だ、ということも問題だろう。

 

まず、死刑判決者7人中6人が「再審請求中」であったということ。

 

これまで再審請求中の死刑囚に対する執行はほよんど行われていなかったが、少し前に上川法相は「再審請求者」に対する死刑執行をやっている。これはオウムの死刑判決者が「再審請求」を出す、あるいは出していることを踏まえて、まず、他の「再審請求」者を処刑しておいて、オウムメンバーに対する死刑執行の「異常さ」を薄める狙いがあったろう、ということ。

 

次に、袴田事件における6月11日の東京高裁における「再審請求棄却」

 

これは2014年、静岡地裁で、再審開始と死刑および拘置の執行停止の判決があり、誰もが、「無罪」「冤罪」であると考えていた事件。

これを、東京高裁がひっくり返すことで、マスコミと国民の「反応」を見て、その結果

オウム事件の死刑判決者」を一斉処刑しても「大丈夫」だろう、という判断材料としたこと。

(マスコミの沈黙。国民のリアクションの弱さ)

 

また、当初、検察の「手先」のようになって、オウム真理教の「犯罪」を認めまくり、アサハラ氏をして「どうしてそこまでウソをつくんだ」と呆れさせていた井上死刑判決者がここへ来て「翻意」

 

これまでの「証言」を覆して、「再審請求」をしたことで、「真実」が表に出ることを恐れた安倍政権・検察・法務省が一斉死刑を決意、井上氏の「再審請求」提出日に、死刑判決者を他の拘置所に移し、一斉執行の体制を整えたと思えること。

 

→ということは、オウムのメンバーがひたすら「罪」を認めまくっていたのは、「検察・裁判所」に逆らって「事実」を話せば、即「殺される」と判断していたからか?

(おそらく、死刑執行に1番遠いと見られていた井上氏が、処刑された)

 

あと、早川死刑判決者に「国松元警察庁長官狙撃」の罪を被せようとしていたらしいのだが、もう早川氏も絶対にそういうことは認めず、

「死刑判決を受けたものが今更ウソをつくはずがないじゃないか」と激怒したという件。

 

もしそういう「疑惑」を「当局」がほんとうに抱いていたならば、早川氏を処刑することはなかったはずだ、ということ。

 

とすれば、、国松元長官を狙撃したのは・・・?

 

早川氏に罪を被せようとしていた・・・・ ・・・・?

・・・内部犯行説というのもあったね。

 

いずれにせよ、もうこんな「異常」かつ「理不尽」なことはやめてくれ!

人間そのものが信じられなくなってしまう。

今からでも遅くないから、「人間」に戻ってくれ!(無理?)

 

ほんとうに・・・ポルポト派に支配されたカンボジア国民みたいな気分になってくる。

 

あと、オウム真理教の残った信者さんたちは、ひたすら「非暴力」「忍耐」に徹してくれ!

くれぐれも「テロ」に利用されないように。

少しでも、反体制的な言動をすれば、「テロ」に利用されるだろう。

自分たちは何もしなくても、当局ににらまれた「組織」「団体」にはいろいろなところから(警察・自衛隊・ウヨなどの)スパイが入り込んでいるからね。怖いよ。

 

政府、当局をなめてはいけない。

われわれ一般民衆が考えているよりもはるかに「悪意」が強いのが今の「政府」「当局」だ。

 

「どうしても人間には見えない」

この点においては、私の「目」は「おかしく」ないようだ。