まだうとうとしていたのだけれど、あわてて起きて対応。
なんとNHKの訪問員さんだった。
「放送受信料の件で」
とのこと。
じつはわたしは二ヶ月ほど前に引越したばかり。
「いや、うちにはテレビの受像機がないんですよ。テレビを買う気もありませんので」
と言うと、
「パソコンとか携帯電話はお持ちですよね」
「はあ、それはありますよ」
「携帯にワンセグ機能がついていれば、お支払いしていただかなくてはいけませんので」
ゲッ、この前そんなおかしな判決があったと記憶はしていたが、もう、それを“錦(にしき)の御旗(みはた)”にそのような“強要”がやられるようになっていたのかア・・・!
それでも、テレビも見なければ、携帯のワンセグもほとんど見ないのに、毎月千数百円のお金を払わされるのには抵抗がある。
ということで・・・
とっくに枯れ果てて消えていたはずの、昔の性格の悪いわたしが蘇(よみがえ)ってしまった。
(あ~~~、なんてことをしてくれるんだ!)
以下、性格の悪さが生き返ってしまったわたし↓(^^;)訪問員さんに一方的にまくしたててしまう・・・
「なるほどねえ、そんな気の○った裁判官の判決があったってことは知っていますよ。だけどね、民主主義に反するそんな異常な判決にわたしは従う気はありませんからね。
訴訟を起こすならどうぞ起こしてください。
だいたい、わたしがテレビの受像機を持っていないのは、NHKがキライだからなんです。(← これは半分ウソ。すべてのテレビ局がイヤ、というのが“本当”)
NHKさんは会長さんも経営委員も右翼系や独占企業系の人で固まっていて、わたしのような庶民とは利益が相反する人たちです。
いまは、なかんずく庶民や弱者をいじめている政権の手先というNHKさんの本質がもろに出ています。
わたしは偽善を見抜く力だけは人一倍あるんですよ。
ネット情報などを見ましても、
いまわたしたちを守ってくれている憲法を守ろうともしていない、どころか、憲法改悪を推進しているように思えます。
たしか、いまのNHKの会長さんはもと日本会議の人でしたよね。
北朝鮮報道、韓国報道、中国報道も明らかに右翼偏向(うよくへんこう)していて、戦争を煽(あお)っているようだとか。
これは、明らかにわたしの思想信条に反します。
わたしは民主主義者であり平和主義者です。
戦争体制への協力と民衆の軽視、民衆を欺(あざむく)くようなNHKは明らかにわたしの思想信条の敵です。
友人に聞いたら、いまのNHKのアナウンサーさんなどもみんなネトウヨみたいなのばかりだとか。
権力を背景とした右翼的傲慢ないやらしさがにじみ出ているらしい。
あ、これは友人の感想ですよ。
だいたい、わたしはテレビ自体が現代日本社会における害毒だと思っていますのでね。
その中でもNHKはとくに危険だと思っています。
そのような、思想信条を異にする、嫌悪すべき存在であるNHKに強制的にお金を払わなくてはいけない、というのは、もうこれ、ファシズムです。
政府の広報機関だというなら、税金にすればいいではないですか。
そのほうがまだスッキリします。
とにかく、わたしはいまのNHKさんにお金を払う気持ちはさらさらありません。
裁判所が月々千数百円払えと言ったら、そのお金をわたしは民主主義を守ろうとしている市民団体か、弱者のために活動してくれている組織に寄付します。
したがって、たとえ裁判所の命令が出ても、わたしはそれを拒否して刑務所でも何でも入る覚悟ができていますし、強制執行されてもかまいません。殺されてもかまいません。
ということで、一切、いまのNHKさんにお金を払う気持ちはございませんので、煮るなり焼くなり好きにしてください。」
あきれて聞いていたNHKの訪問員さん。
「・・・でも、お支払いいただかなくてはいけませんので。また参ります」
ヤバイ奴に当たってしまった、という気持ちを押し隠して?帰っていったが、
「もう来ないでください」
というわたしの最後の言葉は耳に入れないようにしていたみたい・・・
また、来るんだろうなあ、しつこく(笑)
せっかく平穏かつ心静かに暮らそうとしているのに・・・
ヤクザ屋さんや警察と同じようにマスコミ、とくにNHKは“関わりになりたくない”もののひとつになってしまった、
どうも、平穏に暮らさせてくれないようだ・・・
平穏に暮らしたければ、カネを払えって?
しかし、それも業腹(ごうはら)・・・庶民としての、民主主義者としての敗北感持っちゃうし・・・
だいたい、100%信用していない組織?と関わるのはイヤ。名前さえ知られたくない・・・。
ということで・・・
でも、
ホントわたしは性格悪いなあ、という気持ちにもなってしまって、その後、少し落ち込んだのだが・・・
知人の女性にそのことでメールを送ると
「そうよねえ。テレビも無いのに料金を徴収するのはおかしいわよね」
という、理解ある返事をいただいたので、気分的にやや救われる。(笑)
しかしわたしだけではなく、どうもいまNHKと日本国民の軋轢(あつれき)は激しくなる一方のようで・・・
↓
しかし、NHKの訪問員さんや集金人の人たちはほんとうにカワイソウだ、という気持にもなるんだなあ・・・。
おそらく、彼ら彼女らは「非正規雇用」。
高収入と高待遇、高い社会的地位を謳歌できる正規採用のNHK職員さんや幹部とは違う人たちだろう。
いまの日本の大企業、なかんずく大マスコミなどは、厳しい業務、汚(よごれ)れ役を非正規雇用の現場労働者にすべて押し付けるようになっている。
木でいえば土の中で養分を取り入れる「根」の役割を担っているのが非正規労働者で、その養分を吸い取って気持ちよく日のあたる場所で花を咲かせているのが正規職員、幹部といったところだろう。
矛盾も汚い仕事も理不尽なことも、すべて非正規労働者(あるいは下請け零細企業の現場労働者)が被(かぶ)る。
非正規労働者(あるいは下請け零細企業)とは、次々と切り捨てられる木の根っこのようなものなのだ。(生物としての木はそんな差別も非情なこともズルイこともやらないだろうけど)
そして、何か問題が起きても、「本体」は非正規労働者のせいにしていればいいわけだ。
世間も、「なるほどそういう(非エリートの)人間なら仕方ないな」と納得して、会社自体にはさほど傷はつかない。
日本社会はそういう構造になっている。
NHKもまさにそうだろう。
だから、わたしとしては非エリートたる現場の訪問員や集金人の人たちはあまり傷つけたくないわけで、
なるべく、NHK本体に対する対抗法を考えて行こうと思っている。
が、なかなか「現実」はキビシイからなア。
どうなることやら(笑)
ただ、NHK本体にも気の毒な面があることは認めてなくてはいけないので、
・・・・・・
「もう昔の(マシだった)NHKは時代遅れになってしまったんでしょう?これからのあなた方は
(いまのおいしい組織を存続させようとすれば)
民衆の敵、民衆を害する悪の組織としてしか存続しえないんですよ」
(いまのNHKはNTTになる前の、極悪組織といわれたあの旧・電電公社に似ているかも)
と、付け足して、今日のこの話題はオシマイにしよう(笑)。
夕方からは、区長選挙、区議会議員選挙の投票へ。
途中、公園のもみじの若葉やツツジの花をながめながら歩いていると嫌なことを忘れる。
さて、誰に入れようかな?
どの政党の人に投票したかはナイショ(笑)
自分の選択で投票した後は、清々(すがすが)しい気分になる。
いま選挙も政党も信用を失っていて、投票率が大きく低下しているのは残念だ。
ファシズム化して行く日本。希望を失う民衆。
この先どうなるやら。
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4月24日は1月23日・26日の日記で触れた森田童子さんのご命日だとか。
このライブ録音を聞いて、ご冥福を祈ろう。
この寒くて憂鬱な冬を救ってもらいました。
しかし・・・この声!
地方のNHKスタジオでの録音だとか。
NHKさん、ありがとね(^р^)
(ほんとうにお礼を言うべきなのは、これを録音、保存してUPしてくれたy tomiokaさんみたいだけど(笑))
訪問員さんを困らせないよう、なるべく早くワンセグ機能のない携帯に変えておきますよ(笑)。
ともあれ、わたしなりの童子忌。
このライブを聞いて、静かに手を合わせよう。