9月11日の日記の

冷たく見えたコンビニの若い店員さん。

 

あれ、「ひと声」かけることで、まったくイメージが違ってくるんだよなあ。

 

「あっ、大丈夫ですか?もうすぐ店の者が来ますので」

 

その一言をかけることで、自分のポジションをそのまま維持しながら、こちらにも配慮してくれたことになる。

 

それが「完全無視」で一言も無い、となると、やはりこちらとしては「え~?」

お店の印象が違ってくる。

 

まあ、よほど虫の居所が悪かったのか、心の余裕がなかったのか?

どちらかだろう。

 

彼によらず、近年、心の余裕のない人が増えてきた。

経済界や政府が、ぎりぎりまで国民を追いつめてこき使っている現状では、それは仕方のないことなのだけど。

 

心、気持ちの余裕というのは、人間にとって大切なものだと思うんだけどね。

 

東アジアでは儒教に基づく「仁義礼智信」ということが昔は言われていたんだけど、これらはいずれも心に余裕がないと持てないものだ。

 

それが持てていないのは、孔子さんも言っていたように

「衣食足りて礼節を知る」

ということになっていない・・・

 

つまり、生活に余裕が無いからだろう。

これは、「奴隷労働」からは生まれない。

企業利益第一主義の日本社会、労働環境、においては、そういった「礼節」「仁」の世界からは遠ざかる一方だ。

 

「人間として」、心充実した人生を送るには現代の環境はあまりにも厳しい。

 

では、「礼節」や「仁」を実現できる、人間的な社会を作っていくにはどうしたらいいか?

 

革命!リボリューションしかないんじゃないだろうか?(笑)

 

それはともかく(笑)、なんだかここ数日で一気に涼しくなった。

あまりにも酷い政治を見せつけられたこの夏だったけど、少し、楽しかったことなどを思い出して、この夏を見送ろう(「夏」には責任はないからね)

 

うーん(笑)・・・

 

そうそう、8月の後半、最高気温35度の暑い日の昼過ぎに、弁当を買って、入場料150円の某「庭園」に行ったっけ。

 

“こんな日の日中では、あまり来園者はいないだろう”と踏んで、「静かな」気分にひたるために行ったのだが。

 

期待以上!

なんと、庭園内、人っ子一人いない。

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(^ェ^)

歩いても、誰一人会わない。いない

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どこまで行っても、誰もいない

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ということで!

 

この昔の大金持ちさんが作ったという「名園」を独り占めして

f:id:hibi333zakkan:20180914014022j:plain 休憩所で、足を思いっきり広げて座り、王様になった気分で、380円の弁当を食す・・・と。(^^)

食後には、園内の自動販売機で買った120円の冷たい缶コーヒー。

 

いやー、これ、最高のゼイタク、といっていいんじゃないかなあ。

(いまだけ)すべて自分のものー。

ふんぞり返って庭園を眺めていても、誰も「ヘンな人」だとは思わない、というか「誰も」いない(笑い)

f:id:hibi333zakkan:20180914022605j:plain ひとり夏空を見上げたり

 

小さな秋を見つけてほんのりした気分に浸っていると

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小さな悩みなんて吹っ飛んでしまう。

 

こういう経験って、できるようでできないんじゃないかなあ。

田舎でひとり裏山に登れば、これに近い気分は味わえるかもしれないけど、なんといったって、東京の有名な「庭園」だもの。

入場料150円。そこをひとり占め?

 

この夏、とっておき、最高のゼイタクだった、と言える。

 

重苦しい政治状況だけど、ネガティブな気分ばかりに捕われていてはね、

 

たまには、いやなことをすっぱり忘れて、頭を空っぽにしてリフレッシュするのもいい。

 

工夫をすれば、お金をあまりかけずにストレスを解消することのできる場所、施設が、この国(東京)にはけっこうある。

 

そういう点は、日本はとてもいい国だと思う。

安全だしね。

 

「いいもの」はしっかり守っていきたいけど、現代は、そういった「いいもの」「良い点」の多くが無くなる危機のときでもあるだろう。

 

行き過ぎた民営化で、庶民が負担無く(少なく)楽しめるものが消えていかないよう、そこでも「市民」が踏んばらないとね。