いつものカフェ地下でDAYS JAPANの9月号を

読む。

知り合いから借りてきたものだが、いい内容。

f:id:hibi333zakkan:20180924223328j:plain どの記事もよかったが、とりわけ印象に残ったのは、『「大逆事件」と高木顕明 - 国家権力による思想弾圧の歴史』と『人間の支配 動物工場・消える大地』だ。

 

高木顕明というのは、大逆事件で逮捕され、獄中で自殺した真宗大谷派の僧侶。

 

大逆事件」というと、どうしてもわたしは今回の「オウム真理教事件」での大量処刑と重ね合わせてしまう。

 

丸木俊・位里夫妻・作の画、「大逆事件」の写真をさらに転写させてもらって保存(スミマセン)

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12人処刑の大逆事件は今日、冤罪であったことが明白になっているのに、この現代で13人の処刑をやった、安倍自公政権というのは、わたしにはとてもまともな人の集まりとは思えない。

 

大逆事件での大量処刑は、やはり長州閥桂太郎内閣。

桂太郎首相は、アメリカの鉄道王・ハリマンとの南満州鉄道に関する「契約」で、日米戦争の遠因を作ったが、この桂太郎首相と安倍首相は、明治末期と平成末期での相似形。

同じようなものが、また現れた、という感じだ。

 

ところで、麻原氏の宗教をまだ信じている人たちがいるなら、いい画家さんを見つけて、上記の丸木夫妻の描いた絵ようなスピリッツある、「13人処刑の図」を描いてもらったらどうだろうか?

将来に向けて、けっこう意義ある絵画になると思う。

 

「人間の支配 動物工場」のほうは、とにかく、写真が衝撃的。

「タイの鶏(ニワトリ)加工工場」「アメリカの乳製品製造工場の雌牛」「ラテンアメリカ最大の養鶏場でのケージ飼いの鶏」「ブラジルの大規模養豚場」等々、

 

動物たちはいずれも、「生命」というより、「物」としか見えない。「悲惨」「残酷」といった想像力の入る余地さえなくしてしまう?まさに「工場」。

 

これらの「家畜」の運命が、未来の「人間」の運命でない、とはいいきれない。

「資本家の支配 人間工場」

 

現代において、(自民党議員による「生産性」発言など)その「兆候」はすでに現れてきているような気がするのだが?

 

「DAYS JAPAN」、なかなかのクォリティで、定期購読すべきなのだが・・・やっぱりこれからも(定期購読している)知人から借りるようにしよ

(節約・工夫しなければ生きていけない低年金プア~(いつまで生かしておいてもらえるかワカラナイ?)だかんね(^^;))

 

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