綺麗(きれい)な風の 吹くことよ 子規
わたしの大好きな俳句のひとつ。
しかし、今のわたしは季節の風を楽しむどころではない。
ブログにも書いた通り、
これまで快適に使っていたパソコンが「オシャカ」になった。
パソコンが身代わりになってくれた?
ことで、「危機」「不運」は回避されたかな?と思っていたら、
先週の土曜日の朝からクビが動かせなくなってしまった。
最初は、単なる寝違いかな?
と思っていたが、首を動かしたときの激痛が半端ではない。
これまで経験したこのない痛さ。
しかも、三日たってもひどくなる一方で、呼吸も深くできなくなってしまった、
ということで、
仕方なく整形外科のある病院へ。
だいたい、わたしは最近のお医者さんが苦手で、こういう、にっちもさっちもいかなくなってしまった時以外は病院に行かないのだが、
今回のお医者さんは、昔ふうの、わたしが若いころにお医者さんに抱いていたイメージに近いお医者さんで、しっかり対応してくれたので、助かった。
(どうやらわたしよりは4~5歳年長のよう。こういうお医者さんが頑張ってくれているのは助かる。)
レントゲンを撮って、薬を出してもらったが、その薬はよく効いた。
見立てが的確だということだろう。
昨日は紹介された検査病院でMRI検査。
こちらも、非常に親切で、撮られた画像を懇切丁寧に説明してくれた。
しかし、わたしの首の骨(頸椎)、けっこうイカレテ来ているなあ(笑)
レントゲンの段階で指摘されたとおり、頚骨の下の二つの骨が圧縮?されていて、出ているはずの神経が出ていない?
って?
わたしの聞き取りが正確かどうかはわからないが、もし、神経が2本?ほどやられていたのなら、
なるほど、
それが、わたしが時々、「無神経だ」といわれる原因だったのか?
なんて一瞬思ったりしたが、それはたぶん違うだろう。 (←おバカ)
ともあれ、しばらくそちらの病院に通わせてもらおうと思っている。
(どうやら生協系(医療生協?)の病院のよう。わたしのように「利潤第一」のものに不信感を抱くタイプの人間には、こちらのほうが合っているかもしれない。
これからも、「困った」ときは、「医療生協」系のお医者さんを捜すようにしよう。)
だいぶ気分もよくなったので、夜、TBSのnews23を見る。
(クビがひどく痛んでいる間は、テレビもラジオも「たまらな」かった。)
女性キャスターさん、頑張っているね。
でも、安倍首相の「報道」には気をつけたほうがいい。
安倍首相に関して、少しでもまともに取り上げようとすれば、たいへんなリスク、危険を冒すことになるからだ。
安倍首相自身が「大きな」人でないこともあるが、なにより「危険」なのは、その取り巻きだ。
わたしは、安倍政権の「構造」は大きな「暴力団」のようなもの、と考えている。
安倍首相を「親分」として担ぎ上げている「暴力団」
もしその「親分」が批判されたり、悪口を言われているなんて思われたら、
「若いもの(子分)が黙っちゃいない」
という、“構造だ。
論理も倫理も道理もありゃしない。
それが今のニッポン。
なにより、彼と我の力(権力)の差は絶望的に大きい。
そしてもうひとつ、「野党」の問題。
昔、社会党が曲がりなりにも、自民党の二分の一の議席を持ち、しっかり自民党と対峙できていた時とは、時代が違う、ということだ。
いまの権力から理不尽な「ツブシ」を受けても、いまの野党は守れない、というか、「守らない」。
これは、小沢ー鳩山体制が崩れてからの旧民主党を見ていてもわかることだろう。
さすがに共産党はしっかりと(まともな)野党としての立場を堅持しているけど、いかんせん、かつての社会党と比べ、その数が少なすぎる。
そういう意味で頼りにならない。(ごめんなさい。)
・・・だからこそ、まともな報道番組が必要とされるのだけど、いまのニッポン、「まともであろう」とすれば「やられて」しまう。
ともあれ、「心」があり、「誠意」も感じられる、わたしのようなうるさいおじさんが見てもストレスの少ない貴重な番組となっているので、
「直球」もいいけど、「変化球」も多彩に投げ分けて、暴力団員、もとい、安倍政権周辺の人や政権に上げ足を取られないように、したたかに番組を継続させていってもらいたいものだ、と思っている。
あと、番組キャスターに過重な負担がかからないように、スタッフの人たちも工夫が必要になってくるんじゃないかな?
ともあれ、いまの日本の支配体制は、ひとつの暴力団による「完全支配」に近いもの、という認識が必要だろう。
見えているものより。隠れているもののほうが「危険」なのだ。
・・・いてて。
また首の痛みが出てきた。
薬を飲んで眠ろう・・・
それにしても、苦しい病床にあってあんな句のよめる正岡子規というのは、すごい、というか、やはり偉大だなァ・・・
(今日のNEWS23での石川真生さんの「写真」特集。
あれは、石川真生さんがどういう人か、その生きざまを知らなければ、よく理解できないんじゃないか、と思う。
まず伝えるべきは、がんとも闘いながら写真を撮り続ける石川真生さんのことではなかったか?
悲しいかな、いま石川真生さんのことを知る(沖縄以外の)人は1%くらいではないだろうか?)