きょう配信されたリテラさんの記事。

https://lite-ra.com/2020/04/post-5358.html

 

ドケチファシストとは言いえて妙(みょう)。笑

 

わたし的には関西風にアレンジして

“どけちファシスト

といきたい。

 

1ヶ月ほど前に前を通った居酒屋さんのマスコットパンダ?

 

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             昨日見ると、

「やってらんねーよ」とばかりに横を向いていた。

            

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ワカル・・・。

 

それにしても、

どうして、あの人(あの人たち?)は庶民をヒドイ目にあわせて平気なのだろう?

 

いまの首相と財務相はいずれも、代々超お金持ちでかつ権力も握った御家(おうち)の生まれ。

おカネの苦労も生活の苦労も知らない身分の方たちであることは間違いないだろう。

 

そういう人たちのものの考え方、感じ方はわれわれ庶民とはかけ離れたものがあるのではないか?・・・

 

むかし、まだ学生だった時、

わたしはある「高級」と言われるイタリアンレストランでウエイターのアルバイトをやったことがあった。

当然、お値段も立派なものだったのだが、そこをしょちゅう利用する学生のグループがあった。

 

そのグループは某有名企業のオーナーの息子とその取り巻きだったのだが、

驚いたのは、その中に“太鼓持ち“がいたこと。

そのいでたちは、

うーん、いまTBSに出演しているタチカワシラクという人にそっくり、といえばいいかな?

いつもああいう「和服」で、扇子(せんす)を持っていた。

 

その太鼓持ちさんはいつもグループの周りを歩き回って雰囲気を盛り上げるのだが、その姿はまさにプロ。

 

当時の彼らの大学は、お勉強をあまりしたくないタイプのお坊ちゃんが集まる、お金持ち大学として有名だったのだが、

それにしても、田舎から出てきたばかりのわたしにとってはショッキンングな光景だった。

まるで別種の人たち、というか感覚が全く違う。

 

そしてまた、中心にいるその大企業オーナー息子というのが、それまで見たこともない異次元の横柄さ。

わたしの愛想笑いも引きつっていたと思う。

 

「あまりお金持ちや有名人の素(す)の姿を見ていると人間不信になっちゃうな~」

と思って、そろそろアルバイトをやめようかと考えていた頃、

その太鼓持ちさんが珍しく、というか、はじめて一人でそのレストランに食事に来たことがあった。

 

やはり和服姿だったのだが、いつもの軽薄な感じの笑顔はなく、マジメというより、少し怒ったような表情をしていた。

 

いちばん安いメニューを注文して、ひとりで食べていたのだが、そのうしろ姿が悲しげで、とくに慟哭(どうこく)しているような(に感じた)首筋から後頭部あたりの様子は今でも思い浮かべることができる。

 

そのときは

「そりゃーあんなことしていればツライよなー。」と思っただけだったのだが、

いまは、

ひょっとしてあのオーナー息子から何かヒドイ仕打ちでも受けたのかな?

と考えることもある。

期待していた就職の願いを断られたとか・・・。

 

 

ま、格差の少ない田舎で18歳までを過ごしたわたしには、都市部の格差社会というのは想像を絶していた。

 

そして今、その格差はン十年むかしのわたしの学生時代よりはるかに広がっている・・・。

 

以前、よく安倍首相や麻生財務相の「学歴」が揶揄(やゆ)の対象になったことがあった。

学歴洗脳教育を受けた日本人にとっては、東大かそれに準じるようなヘンサチ大学でないと、学歴的に不満なのだろう。(ただし、それを問題にするようなのは一部の人。)

 

わたしは基礎的な教育など中学校までで十分で、あとは大学・大学院に行こうと、社会で経験を積み知識を吸収しようと、それは「個人」の問題だと思っている。

べつに制度で差別するようなことではない。

 

(ただ、あの立場で日本語が読めない、理解できないというのは問題あると思う。(笑))

 

「学閥」なども国、社会にとってはマイナスでしかないだろう。

 

ただ、学歴はともかく、実社会の現実を知らない、知る必要もない人たちが絶対的な権力を握るというのはたまらない。

 

そういう人たちが絶対的な権力を握っている国、社会がどうなるか?

 

それはいまわたしたちが経験しつつあることではないだろうか?

 

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・・・・・・あのアルバイトは精神的につらかった。

      

 しかし、 いま見ている光景・現実は、絶望的な分、もっとキツイかも・・・。