しのぎやすくなった。
ただ、このあいだからざわざわとした不安感(ふあんかん)を感(かん)じていて、おかしいなあ、と思(おも)っていたら、石破首相(いしばしゅしょう)辞任(じにん)。
少(すこ)しでも国民(こくみん)の方(ほう)を見(み)てくれる可能性(かのうせい)のあった首相(しゅしょう)が仕事(しごと)をさせてもらえないまま引(ひ)きずりおろされた。
このかん悪(わる)だくみが行(おこな)われていたことを、弱(よわ)き庶民(しょみん)の潜在意識(せんざいいしき)が察知(さっち)していたということか。
また国家(こっか)を私物化(しぶつか)した私利私欲(しりしよく)政治(せいじ)が始(はじ)まる。
悪政(あくせい)の恐(おそ)ろしさをこの二十年(にじゅうねん)ほども思(おも)い知(し)らされていながら、一息(ひといき)する間(ま)もなく、すぐに同(おな)じものが復活(ふっかつ)するという絶望状況(ぜつぼうじょうきょう)。
まったく、生(い)きている心地(ここち)がしない。
若(わか)いころは、日本(にほん)がこんな国(くに)になろうとは想像(そうぞう)もしなかったなァ。
まるで、パンドラの箱(はこ)が開(ひら)いて、あらゆる悪人(あくにん)や悪魔(あくま)、魑魅魍魎(ちみもうりょう)、災難(さいなん)が出(で)てきたみたい。
まあ、これもわたしの業(ごう)なんだろうな。
自分(じぶん)がこういう世界(せかい)に存在(そんざい)するということは、前世(ぜんせ)かそのずっと前(まえ)か知(し)らないけれど、よほど悪(わる)いことをしたことがあるということだろう。(笑)
災難(さいなん)といえば、最近(さいきん)また視力(しりょく)がガクンと落(お)ちた。
歩(ある)いていても目(め)を開(あ)けているのがつらいほどにしょぼしぼする時(とき)がある。
そんなときは立ち止まってしばらく目(め)を瞑(つむ)る。
点字(てんじ)ブロックのある歩道(ほどう)では、目(め)を閉(と)じたまま、ブロックの上(うえ)をしばらく歩(ある)くことがあるのだけど、(もしもの時(とき)の練習(れんしゅう)。^^;)

思(おも)ったより使(つか)いづらい。
いったん外(はず)れると元(もと)に戻(もど)るのが大変(たいへん)だし、前(まえ)から何(なに)が来(き)ているかもわからない。
こういうところだと、もうお手上(てあ)げ。

「横断歩道(おうだんほどう)だよ。」というブロックになってはいるのだけど、わかりにくいし、横(よこ)から何(なに)が来(き)ていてもわからない。
視力(しりょく)を失(うしな)った人(ひと)たちはどうしているのだろうか。
何事(なにごと)も、その身(み)、その立場(たちば)にならなければわからないものだ、ということを再認識(さいにんしき)させられる。
老(お)いもねえ。
自分(じぶん)が若(わか)いころ考(かんが)えていた老いと、実際(じっさい)の老いはまったく違(ちが)う。
老いて弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)イデオロギーの酷薄社会(こくはくしゃかい)に生(い)きるということは、ツラいことだ。
そして、なすすべもなく悪政(あくせい)に翻弄(ほんろう)されている。
金満老人(きんまんろうじん)とその一党(いっとう)に疎外(そがい)され、いじめられる貧(まず)しき人々(ひとびと)、そして何(なに)より貧(まず)しき老人(ろうじん)。(言(い)わせてくんろ。ハァ…)
近年(きんねん)、亡(な)くなる人(ひと)の数(かず)が異常(いじょう)に増(ふ)えている。
続々(ぞくぞく)と老人(ろうじん)がこの世(よ)とおさらばしている。(わたしの住(す)む地域(ちいき)でも。)
この世(よ)の中(なか)に絶望(ぜつぼう)して死(し)んで行(い)くのはいいことなのか?悪(わる)いのか?
まあ、その人によるのだろうけど、
できれば、最後(さいご)まで健全(けんぜん)でいたいものだ。少(すく)なくとも精神(せいしん)だけは。
その意味(いみ)で、自分(じぶん)を大切(たいせつ)にしましょう。(^^)
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世(よ)の中(なか)を 憂(う)しとやさしと 思(おも)へども 飛(と)び立(た)ちかねつ 鳥(とり)にしあらねば
(世の中を、つらい、恥(は)ずかしい、と思っても、飛(と)び去(さ)ることはできない。鳥(とり)ではないのだから。)
山上憶良(やまのうえおくら) AD 660? ー 733?
昔(むかし)の日本(にほん)の支配層(しはいそう)は相対的(そうたいてき)に(世界(せかい)レベルで見(み)て)優秀(ゆうしゅう)だった。
いまはそのツケが回(まわ)ってきているのかもしれないなあ。(笑)
明(あか)るい気分(きぶん)にはなれないわ。