さて続きを書こうかなと思って、

前回の日記でお借りした動画を見ていると、Sデパート火災で亡くなった人たちの遺体を安置したお寺のご住職が、

「新緑になると思い出しますよね・・・。」

と話しておられて、

 

え?新緑?ではこの季節だったのか、と思って、ウィキぺディアを見てみると、

ナント、

火災があったのは48年前のきょう、5月13日ではないか!

 

なんで?

こんな偶然ってありー?(泣)

 

今日が118人の方々のご命日。

 

動揺。。。

何を書いていいのかわからない。

 

火災の補償と、慰霊碑について簡略に書いて、

そのあとは118人の方々のご冥福を祈ろう。

 

火災から3年後の1975年、この年はわたしがアルバイトをしていたのだけれど、この年の10月31日に裁判所ですべての証拠調べが終了。12月26日に遺族と会社側の双方が和解している。

 

賠償金は2040万円。

大卒の初任給が8~9万円くらいのころだから、いまの金額では4700万円~4800万円くらいか?

生前の収入とか正規非正規に関わらず、一律同一金額が補償されたという。

 

ただ、94あったテナントとの交渉は難航。

M社長が亡くなっても裁判は続いたようだ。

 

じつは今日はわたしが働いていたホテルのその後の「運命」やM社長が経営していたDランドのことなどについて書こうと思っていたのだけれど、それはまた、ということで、今日は鎮魂。祈りの夜としたい。

 

この火災による犠牲者の慰霊碑はS日前当地にではなく、高野山の大霊園にあるのだとか。

わたしもなんだか、そのほうがいいような気がする。

f:id:hibi333zakkan:20200513232105j:plain

 

こちらはSデパートを立て直したビルの一角にある千日前光明地蔵尊

 

f:id:hibi333zakkan:20200513232309j:plain

 

わたしはもう大阪には行かないかな?

 

でも、高野山には一度行ってみたいと思っているので、機会があれば、そちらの慰霊碑に手を合わさせていただこう。

 

なにはともあれ合掌。

 

48年前も、今も、庶民は必死に生き、災難に遭っているのです。

 

人間として大切なことを忘れてはいけない。

 

南無・・・・・。