春!

テレビを捨てて外に出よう。

 

ウクライナ報道でのフェイクニュース、フェイク映像にほとほと疲れてしまった。

 

ということで、少し長い距離を歩く予定で散歩に出かけた。

 

やはり外はいい。

 

花壇には花が咲き、

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白梅(はくばい)は満開

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そして、西に傾(かたむ)いた太陽の日差しは柔(やわ)らかく、暖かい。

 

なのに、

いまひとつ心が弾(はず)まないのは、

人の姿があまり見えず、たまにすれ違う人があっても、一様(いちよう)にその表情が暗いからか?

 

てか、

マスクが邪魔(じゃま)!(笑)

春の香り、というか草や花や木や土、あるいはそれらの入り混じった大気の匂(にお)いを感じられない、というのはほんとうに味気(あじけ)ない。

 

ヘンな時代になってしまったものだ。

 

美しいと言われる東京も、ひとつ裏を見れば、インフラの劣化が目立つ。

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今日のコースでは粗大ゴミの不法投棄(ふほうとうき)も目立った。

ゴミを捨てるにもお金のかかる現代では、ある程度こういうことも仕方(しかた)ないのかな?

と思うけど、

高級そうなゴルフバッグや、高価な家電、オーディオ製品、大きなサイズのテレビなどが不法投棄されているのはどういうことだ?

 

以前はリッチだったけど、いまはお金が無くなってしまった、ということなのだろうか?

 

人間、というか現代日本人の運命の厳(きび)しさ、というものが、ふと頭をよぎる。

30年以上経済成長していない国。

もう一国、やはりずっと経済成長していないロシアは軍事的脅威(ぐんじてききょうい)にさらされているとしてウクライナに侵攻(しんこう)し、世界や日本のメディアやネットで袋叩(ふくろだた)きにあい、過酷な経済制裁(けいざいせいさい)を受けている。

 

日本もロシア叩きに参加して、経済制裁をやるとのことなのだけど、国民生活がずいぶん苦しくなっている状態で、他国を経済制裁する余裕(よゆう)があるのかよ、という話。

 

さらに防弾チョッキを5000着ウクライナに送るとか、1億ドルをウクライナに供与(きょうよ)するとか。

 

これは、日本がウクライナ兵站(へいたん)の役割を果たすということではないのか?

一種の参戦。

 

まあ、以前、湾岸戦争でも日本はそういうことをやったけどね。

 

こんな憲法違反を堂々とやっていれば、日本の国内までおかしくなっていかないかい?

 

いまは、まがりなりにも紛争当事国(ふんそうとうじこく)が交渉のテーブルについているわけだから、日本がやることは片方(かたほう)だけへの援助ではないだろう。

 

防弾チョッキも1億ドルの援助も、当事国ではなく、中立の人道組織(じんどうそしき)に供与すべきだ。

 

海外で人道支援活動に携(たずさ)わっている人も、寄付(きふ)は国境なき医師団などのNGOに、とyoutube動画で訴(うった)えておられたから、これはわたしの机上(きじょう)の空論(くうろん)ではないだろう。

 

歩きながら、そんなことを考えていた。

 

帰りはすっかり暗くなってしまったが、今夜は空に浮かぶ二日月(ふつかづき)が美しかった。

 

帰宅後、風呂、食事。

 

今日はテレビも新聞もネットも見ないで、

散歩の途中立ち寄った古書店で買った「銀河鉄道999(スリーナイン)」の「終着駅」巻でも読んで眠ろうか。

 

リアルな世界がどうしようもないときは、物語(ものがたり)に逃げ込むのもひとつの方法だろう。

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しかし、このやりきれなさは・・・、

まだまだわたしは若い?\(^^;)/