6月(ろくがつ)も下旬(げじゅん)。

蒸(む)し暑(あつ)くなったり涼(すず)しくなったり。

 

キッチンのごみ箱(ばこ)の陰(かげ)に転(ころ)がってそのままになっていた小(ちい)さなジャガイモを二個(にこ)見(み)つけたけど、しなびていて食(た)べる気(き)にならない。

 

芽(め)がいっぱい出(で)ていたので、カブトムシを飼(か)っていた時(とき)の土(つち)を入(い)れているプランターに浅(あさ)く埋(う)めて水(みず)をやっていたら、

あっという間(ま)に茎(くき)が伸(の)び、葉(は)が茂(しげ)り(笑)、

こんな感(かん)じになってしまった。(笑)

 

植物(しょくぶつ)を植(う)えるための土(つち)ではないためスカスカで、根(ね)もしっかりと張(は)れないのか、横(よこ)に倒(たお)れて伸(の)びようとするので、支(ささ)えの木(き)を刺(さ)したのだけど、あまりうまくいかない。

 

植物(しょくぶつ)を育(そだ)てたことがほとんどないため、ど下手(へた)、無知識(むちしき)なわたしにかかってしまったジャガイモは気(き)の毒(どく)だけど、

なんとか花(はな)を咲(さ)かせてくれることを期待(きたい)して水(みず)やりを続(つづ)けようと思っている。

   

ファイト!ジャガイモ君(くん)。← 無責任(むせきにん)

 

 

それにしても、どこを歩(ある)いても、見事(みごと)に育(そだ)てられた花(はな)や木(き)が目(め)につく。

 

人間(にんげん)て、植物(しょくぶつ)を育(そだ)てる動物(どうぶつ)でもあるんだよなァ、

なんて考(かんが)えがふと頭(あたま)に浮(う)かぶ。

 

そして、人間と動物(どうぶつ)の関係(かんけい)、人間と植物(しょくぶつ)の関係がとてもよく似(に)ている、というか、それが同(おな)じもの?であることに気づく。

 

牛(うし)や豚(ぶた)、犬(いぬ)や猫(ねこ)といった家畜(かちく)と野生(やせい)の動物(どうぶつ)。

野菜(やさい)や果樹(かじゅ)、花(はな)や庭木(にわき)といった人間が自分たちのために育(そだ)てる植物(しょくぶつ)と野生(やせい)の植物(しょくぶつ)・・・。

 

けっきょくは、人間も動物も植物も同じ生命の一形態(いちけいたい)、生(い)き物(もの)仲間(なかま)なんだなあ、と思う。

 

だから、生き物は基本的(きほんてき)に同(おな)じ構造(こうぞう)をしているのだ・・・。

 

強(つよ)い日差(ひざ)しの下(した)で、ヤマトシジミがうまそうに花(マリーゴールド?)の蜜(みつ)を吸(す)っていた。

 

ヤマトシジミは名前(なまえ)の通(とお)り日本(にほん)の在来種(ざいらいしゅ)。

 

やはり日本の在来種で、ずっと人間と共存(きょうぞん)してきたクマが、ソーラーパネル設置(せっち)の都合(つごう)?かなにか知(し)らないが、行政(ぎょうせい)の号令(ごうれい)で大量(たいりょう)にさつ戮(りく)されるらしい、

 

など、最近(さいきん)の日本(にほん)の行政(ぎょうせい)は反(はん)生(い)き物(もの)的(てき)な方向(ほうこう)に行(い)っているように見(み)える。(いろいろと。)

 

そしてこれは現代(げんだい)ニッポンのエリートの、資本主義(しほんしゅぎ)からはみ出(で)た人間(にんげん)に対(たい)する厳(きび)しさ、冷酷(れいこく)さにもつながっているだろう。

 

政治家(せいじか)や官僚(かんりょう)、代々(だいだい)の大金持(おおがねもち)ちといった現代(げんだい)のエリートは、生き物としておかしいもの、なのかもしれない。

 

なんてね。(^^)

 

それにしても、ドクダミはたくましいなあ。

うーーん。この生命力(せいめいりょく)が羨(うらや)ましい。

 

日本の庶民(しょみん)にドクダミのような強(つよ)さがあれば、エリートのいいようにはされていないんだろうな、と、フト思う。