169年前(ねんまえ)の、1855年11月11日には安政(あんせい)地震(じし
ん)があった。マグニチュード7クラスで、震度(しんど)は6くらいだったようだ。
死者(ししゃ)は4000人から1万人(まんにん)。
江戸時代(えどじだい)だから数字(すうじ)がアバウトなのは仕方(しかた)ない。(^^;)
杖(つえ)をついてゆっくり歩(ある)きながら、見上(みあ)げる東京(とうきょう)の空(そら)。
秋(あき)の空(そら)、という感(かん)じではないよなあ。
どこかで地震がありそうな、気(き)になる雲(くも)、くらいにしか思えない。(笑)
3年前までは鮮(あざ)やかな紅葉(こうよう)で目(め)を楽(たの)しませてくれていたドウダンツツジの植(う)え込(こ)み
なのだけど・・・
去年(きょねん)は夏(なつ)の暑(あつ)さで半枯(はんが)れ状態(じょうたい)に。
今年(ことし)もダメみたいだ。
なんだかねえ、
色づく前に枯葉となって落葉した木も目立つ
わたしは温暖化(おんだんか)なんて信(しん)じていないのだけど、植物(しょくぶつ)の変化(へんか)などを見(み)ていると、複雑(ふくざつ)な気持(きも)ちにはなる。
でもまあ、暑(あつ)かろうが寒(さむ)かろうが、生(い)きていればそれでいいではないか、と思(おも)うのが老人(ろうじん)。
一句(いっく)捻(ひね)ろうか
我(わ)が心(こころ) 誰(だれ)に語(かた)らん 秋(あき)の空(そら)
どうだい、スゴイ名句(めいく)だろう、
って、ウソ、ウソ、(^^;)
わたしには俳句(はいく)は作(つく)れない。
これは連歌(れんが)中興(ちゅうこう)の祖(そ)といわれる心敬(しんけい)の句(く)。
応仁(おうにん)の乱(らん)のころに活躍(かつやく)した人で、
時代(じだい)を反映(はんえい)して、
今(いま)の世(よ)は 花(はな)もつるぎの うえ木(き)にて 人の心(こころ)を ころす春(はる)かな
という和歌(わか)もある。
いつの時代(じだい)も大変(たいへん)だったんだよなあ。
なんだかんだ、今(いま)は戦争(せんそう)がないだけ、マシな世(よ)の中(なか)なのだろう。
ちょっと天災(てんさい)が多(おお)すぎる、という気(き)はするけど。