ほんとうに許せない。
何なんだ?これは。
怒りが空中をさまよい、行く場を失っている。
明日は広島への原爆投下の日。
そして今年は東京オリンピックの会期中にその日がやってくる。
全世界に、一般人を大量虐殺した原爆の恐ろしさを訴える絶好の機会、ということで、前の日記でわたしは東京五輪関係者の原爆の犠牲者に対する黙祷への期待を述べた。
ところが、さかしまと言うか、ふざけているというか、あんたたちいったい何もの(ナニモノ)なんだ?という事態が今日、明らかになった。
NHKがこれまで毎年放送していたこの日の原爆特集をやらないということがわかったのだ。
もちろん、これには日本政府やJOC,オリンピック組織委員会の意向も入っているだろう。
もう言葉が見つからない。
腹の底からの怒りで体が震(ふる)えている。
空襲警報も無く、剝(む)き出しでBー29の投下した原爆に被爆させられて虐殺された14万人の一般市民の無念が後世の自民党政権、官僚、NHKなどのこの国の特権エリートたちによって、辱(はずかし)められ抹殺(まっさつ)されようとしているのだ。
そして、この自民党、学閥官僚、学閥NHK・メディアといった排他(はいた)的支配者たちによって、今なお、日本の一般民衆は差別され、選別され、最後は棄民(きみん)で悲惨な生活を強(し)いられ、日々命(いのち)を失わされている人が多数いるような状況でもあるのだ。
いや、もう、いまわたしはこのことについては何も言えない。
文章もまともには書けない。
冷静ではいられないからだ。
こんな最低、最悪の、人間性も何もない者たちの支配する国にするために広島、長崎への原爆投下、東京をはじめ各都市での一般民衆(父ちゃんや母ちゃん、おじいちゃんやおばあちゃん、子どもたち・・・)への無差別爆撃、大量虐殺があったのかと考えると、もう・・・・、(さっき部屋の中でひとり暴れた・・・・・、(悲))
気分を変えるために、外出。
なんと、あの、退院帰途のわたしを元気づけてくれた立葵
は・・・、
他の夏草とともに刈り取られていた・・・。
自民党や官僚で構成されている日本政府の人たちや、NHKをはじめとした日本のメディアといった排他的エリートさんたちにとっては、一般庶民もこの刈られた立葵や夏草くらいなものなのかも知れないなァ。
そんなことをぼんやりと考えながら立ち尽くしていると、セミが一匹飛んできてわたしの胸にとまった。
ふと空を見ると、雲がすべて薄赤色に染まっている。
西も、東も、北も、南も。
空は怒っているのか?あきれているのか?
それとも、わたしのやりきれない気持ちが空をこのように見せているのか?
明日は8月6日。
なんだか、同じものがこの国の一般民衆をまたも苦しめ破局に至らせようとしているかのような状況だけど、
グッと怒りを抑えて原爆投下のその日を思い、黙祷しよう。
この世の中にはほんとうの悪人が存在し、ほんとうに許せないことが行われているのだという事実は、あまりにも重いけど・・・。
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乱文ついでに最後に一言。
恥を知れよ!2020(2021)東京五輪。