2023年12月もあとわずか。

      

 

気候(きこう)も政治(せいじ)もヒドかった1年だけど(笑)、いまのところなんとか来年(らいねん)は迎(むか)えられそう。

 

夏(なつ)の暑(あつ)さで葉(は)が半枯(はんが)れになってしまった、みたいな木が多い中(なか)で、ツタの紅葉(こうよう)が見事(みごと)だ。


あと1週間(いっしゅうかん)くらいでクリスマスだけど、今年(ことし)は、ガザでジェノサイドが行(おこな)われているので、素直(すなお)に祝(いわ)う気(き)にはなれない。

                                          日本でクリスマスの星(ほし)と呼(よ)ばれているベツレヘムの星。

  

           

   ベツレヘムは、パレスチナヨルダン川(がわ)西岸地区(せいがんちく)にある。イスラエルとは高(たか)い壁(かべ)で隔(へだ)てられているそうだ。

 

それにしても、公然(こうぜん)たるジェノサイドを止(と)めることができない「現代(げんだい)世界(せかい)」の姿(すがた)にはショックを受(う)けた。

 

日本だけではなく、世界も絶望的(ぜつぼうてき)なのか・・・・・。

 

夜(よる)の帰(かえ)り道(みち)。

暗(くら)い気持(きも)ちでやはり半枯れの紅葉(もみじ)を見上(みあ)げると、その先(さき)にまた木星さん。

   

柔(やわ)らかな光(ひかり)で

「元気(げんき)をだせよ」と

励(はげ)ましてくれているよう。

 

前(まえ)に、わたしはベツレヘムの星は金星(きんせい)ではないか、と書(か)いたが、

どうやら、木星土星(どせい)が接近(せっきん)して一(ひと)つの星のように輝(かがや)いたものらしい。

 

二年前の2021年の12月22日、冬至(とうじ)の日にも木星土星がひとつに見えるほど接近したそうなのだけど、

わたしは知(し)らなかったので見逃(みのが)した。

 

この次(つぎ)の大接近(だいせっきん)のときまでわたしが生きている確率(かくりつ)はゼロなので、少(すこ)し残念(ざんねん)。

 

でも、今年(ことし)はいいシチュエーションで何度(なんど)も木星を見(み)ることができたので、満足(まんぞく)している。

 

星にやさしさを感じることができたら、それだけで幸(しあわ)せだ。