いやー、この5月も良(よ)くない。
この3月、4月、5月は酷(ひど)かった。ヒドイ。
不運(ふうん)、不幸(ふこう)は仲間(なかま)を連(つ)れてやってくる、というけれど、まさにその状態(じょうたい)。
こういうときは人生(じんせい)という川(かわ)の急流(きゅうりゅう)、激流(げきりゅう)に差(さ)し掛(か)かっているようなものなので、あわてたり、無理(むり)をしたり、じたばたしたりすると、さらに状況(じょうきょう)が悪化(あっか)するので、静(しず)かにして不運(ふうん)が過(す)ぎ去(さ)るのを待(ま)つしかない。
ということは(失敗(しっぱい)の(笑))経験上(けいけんじょう)わかっているのだけど、ガマン、隠忍自重(いんにんじちょう)というのもね、なかなか辛(つら)いもの。
それでも、若(わか)いころならその苦労(くろう)がいい経験(けいけん)、教訓(きょうくん)、糧(かて)になって、後(のち)の安穏(あんのん)、幸(しあわ)せに結(む)びつく、ということにもなるのだろうけど、
70歳(さい)にもなっての苦労というのはね、
何(なん)にもならんわ~。(笑)
不運のときは、極力(きょくりょく)外出(がいしゅつ)を控(ひか)えて、本を読んだり、ブログを書いたりして過(す)ごすしかないな、と考(かんが)えて、そうしようとしたのだけれど、
これがさらに気分(きぶん)を落(お)ち込(こ)ませることになってしまった。
本を読んでも内容(ないよう)が頭に入(はい)ってこず、文章(ぶんしょう)もまったくまとまらないのだ。
まるで脳(のう)みそがスカスカの繊維質(せんいしつ)になっていて、そこに虫(むし)が湧(わ)いているような・・・、(笑、えない)
聖書(せいしょ)に、
「逆境(ぎゃっきょう)の時は考えよ。」
という言葉(ことば)があったのを覚(おぼ)えているのだが、
考えるだけのエネルギーがないのは、
やはりトシのせいか。
と、
とにかく、年(とし)をとってからの苦労はどうしようもない。
だから、いまはとにかく何も考えないようにして、不運のときが過ぎ去って心(こころ)の安定(あんてい)が戻(もど)って来(く)るのを待(ま)つだけ。
どうしても精神的(せいしんてき)にツラいときはアスピリンやロキソニンといった市販(しはん)の鎮痛薬(ちんつうやく)を飲(の)んで眠(ねむ)ることにしているのだけど、これってクスリへの逃避(とうひ)なのかな?(^^;)
これも若いときには考えられなかったことなんだけど、
仕方(しかた)ないね。